2010年11月12日
家内が本屋で面白いものを探してきました。
その名もずばり『お魚かるた』。
『60年前のこどもたちが遊んだかるたという宣伝文句と、
素朴な絵柄と色、古い字体などに惹かれて買ってきた』
と言って、ニコニコしながら帰ってきました。


(裏がうろこの模様になっています)
ちなみに家内は幼稚園の先生の免許を持っていて
子供が大好きで、絵本や紙芝居、遊び道具などには目がありません。
現在も趣味と実益を兼ねて、市の保育園で3時間パートをしています。
余談はさておき、どれどれ中の説明書きを読んでみましょう。
このカルタは東京に築地中央市場水産部が開設された翌年
昭和12年(1937年)秋に発足した東京魚市場株式会社が
市民へのアプローチと魚食普及の宣伝を兼ねて製作・発行したものです。
ちなみに同時期に映画「栄養の関門東京魚市場」(澤村貞子主演)が
日活で封切られたそうです。
もちろん私は見たことがありませんが・・・(笑)
当時の同社企画部宣伝係長・長谷川秀雄という方が、
絵札・読み札ともご自分で書かれたもので、
市場関係者や魚の生産者に約五千セット配られたそうです。
子供の頃このカルタがボロボロになるまで遊んだという、築地仲卸の
石田謙司さんが尽力されて、完全な形で保有していた同仲卸の八木氏、
長谷川氏の長男や長女の協力の下、平成11年(1999年)夏に復刻版が
㈱奥野カルタ店から発売されたそうです。
平成11年当時は60年前でしたが、現在では70年前ですね。
中々おもしろいので、毎日少しずつご紹介したいと思います。
さて1日目はこれ

ロ-「露西亞の海から鮭と蟹」。
鮭の箱の日魯の文字が右から左へ。時代を感じます。
へ-「兵隊さんに上げたい太刀魚」。
この絵は今の日本が如何に平和かを実感させられます。
ソ-「揃って網曳く地曳網」。
いい絵ですねえ(笑)。
「魚虎」のPRに持って来い。静岡市の久能海岸あたりかな。
今では海岸の侵食で砂浜が消えてしまいましたが、久能海岸では30年位前
には地曳網が盛んに行われていました。
私も当時、親会社の従業員の慰安イベントで地曳網をやったことがあります。
三保では今でも多少は残っているようですが。
最後に
ニ-「日本の漁業は世界一」。
この絵には魚市場関係者としては若干寂しいものを感じます。
特に人口が今の3分の2以下だったと思うのですが漁業者200万人には驚き。
調べたところ、1997年には278,200人、2007年には204,340人。
何と10分の一。360度海に囲まれた水産国家だったはずなのに・・・(憂)
気を取り直して、魚食普及のために美味しくて質の良いお魚を提供できるように
がんばるぞう!
さて最後に
今、テレビや雑誌で流行りの漢字検定向きの付録かるたが付いていたので
3回に分けて載せてみます。

解答は次回の日記で公開します。
お楽しみに!